1:200 Tips : ノウハウ、アイデアなど紹介します。
自分の試行錯誤の成果のメモです。何かのお役にたてば幸いです。
■図面、寸法について
全高寸法は、ランディングギア分を除いて表示されていることも多いようです。基準ラインは、普通は、胴体の中心軸です。寸法諸元の数字から、図形の書式設定でサイズをえらび四角を描きます。そこに、3面図の画像をはめ込みます。
■タイヤサイズ
今使っている電線タイヤを計ると、直径3.35mm、幅1.1mmでした。200倍すると、670mm、クルマ用でいえば、215/65/16あたり。つまり比較的普通のサイズでした。
ミシュランのページで調べたら、セスナの主脚用タイヤ直径は、MAXで17.5インチほど=444.5mmでした。やはり、私のモデルのタイヤは、かなり大きめなんですね。リアルにつくると直径2.2mmほど。かなり貧弱です。
■はんだスピンナー&プロペラ
ハンダの塊を削りだした無垢の金属スピンナーとプロペラです。金属感はホンモノ。おもりも兼ねます。(プロペラの曲がり具合は、不時着機っぽいです。)
←詳しくはモデリングプロセスページで。
■PET樹脂の成形温度
正確にはわかりませんが、我が家のオーブントースターで、160〜170℃に設定して、とろけたところが勝負どころです。透明部品は、白化する前のタイミングで、成形します。白化が始まったあたりのタイミングだと、かなりの深絞りも可能です。
←詳しくはランディングギアのページで。
■成形型の構造について
スパッツの成形で、割り箸方式から、型構造を上から押さえるように変更しました。アンダーカットは、無理ですが、作業性、成功率、歩留まりとも合格です。
←ランディングギアのページを参照ください。
■溶剤の相性について
ボディーペイントプラサフは、いつも使っていたサインペンとは相性が悪いようです。白い表面に、いつまでも黒いインクがしみ出して隠蔽できません。初めての材料は、事前に確認が必要。
■塗装の気泡の修正について
スプレー塗装すると、細かい泡が出来てそのまま残ってしまうことがありますが、シンナーを面相筆につけ、ちょいちょいっとなでてやると、塗料の表面張力が復活し、泡を消せます。多少、面は乱れますが、老眼で、所詮よく見えませんのでOKということにしています。
■透明キャノピーの接着
瞬間接着剤は、白くなることがありますので、木工ボンドをおすすめします。乾くと透明になりますし、いざとなれば、修正できます。