さあ最終工程です
1000番のペーパーで、水研ぎしてカタチを整えます。
ランディングギアと支柱を取り付けて、最終サフェーサーの準備完了です。
塗装する部品を串にして、サフェーサー塗装します。
ここで、事故発生。。。
串のピアノ線がキャビン内まで、突抜けてしまいました。両津機長の無事を祈ります。
カッターナイフで慎重にパーティングラインを入れます。切るというよりは、下地に、かるく傷を付ける程度です。
本塗装直後です。まだ、乾燥していないので、ポッテリしています。今回は、ミルキーホワイトで、先代とは、ニュアンスを変えてみることにしました。
慎重に窓を切り出します。作業は、まるで微細な外科手術のようです。まだ、両津機長の姿はよく見えません。コックピットのあたりが白くなってしまいまいちょっと残念。(瞬間背着剤のせいだと思います)
残りの窓を切り出します。両津機長ははたして、無事でしょうか? このサイズだと、マスキングテープを含む塗装皮膜は、まるで分厚い壁のようです。
窓が、曇ってみづらいですが、光を透かしてみると、両津機長は、無事でした。しっかり操縦しています。
脚をとりつけ中。スパッツは、後ろはかなり大きめで、前も大きくしたほうが、バランスが良さそうです。
プロペラを取り付け、一応完成です。先代と並べてしばし眺めます。今回は、スパッツと左ウイングのランディングライトが特徴です。
ライトは、輪切りの糸半田を2個並べてあります。光の具合では、反射で点灯しているみたいに見えます。
ディスプレー台に仮置きしてみました。なかなかハンサムです。
課題は、いろいろありますが、ここまで、なんとか漕ぎ着けました。
一応、機体の完成です。
当分は、スッピンで眺めて、ストライプなど仕上げは、ゆっくり考えます。
上のカットから、一週間。
決心しました。窓の改修。
ルータとカッターナイフで丁寧に切り抜きます。両津機長との久々の対面です。貫通穴は、きわどく機長の真横でした。両津機長強運です。
周囲をきれいにカットし、新しい成形型で、フロントウインドウを作り直しました。特に型取りしてないので、新型の寸法関係は、勘まかせ、ぶつ合わせです。
白くなった部分を塗装し直して、あたらしいウインドウを木工ボンドで接着します。部品の合わせは、Aピラーまわりがいまいちですが、肉眼では、よく見えないのでまあ良しとします。
窓の雰囲気が良くなったので、勢いで、ストライプ塗装しました。
ナビランプ、フューエルリッドなどのディテールを描き込むとリアルさもアップします。いつも、この段階に来ると、頭の中で、エンジンスタート、アイドル音が響きます。
先代といっしょに、カッターマット飛行場をあとにします。